今日の作業風景(Back Vol.2)


2002. 3. 9 〜 3.21

組子をあしらった飾り窓制作の様子です。
細い材を組み合わせて模様を作り、障子や
硝子戸に組み込みます。
主に、玄関ホール正面や床の間、お客さまを
お通しする部屋の建具に用います。
昔ながらの伝統工法で建てられた家には
今も残されていますが、ハウスメーカーの
建売住宅には殆ど作ることはありません。
画像は、組み込んだ後 押し出された糊を
歯ブラシで取っているところです。
                    2002. 3.21
画像があまり良くない?(色がうまく出てない
かも)わかりませんが、塗戸の桟の仕上げ
(最後の上塗り後)の状態です。
色はお客さまの要望により、真っ黒ではなく
やや濃い茶色に仕上げました。
組み立てたらどんなイメージになるか??
部屋のイメージはどうなるか??
塗戸が完成して建付けが無事終わるまで
ドキドキします。
気に入って頂けると嬉しいのですが・・・

                    2002. 3.19
塗戸の制作過程。

朱塗りを終え磨いた状態です。
あとは上塗りをかければ塗りが仕上がります。

同じお宅に襖も入れる場合は、塗戸の帯を
塗るついでに、襖の縁も一緒に塗っておくと
塗戸と襖の縁の色が同じになって落ち着いた
雰囲気に仕上がります。
お客さまの好みに色を調整します。

                    2002. 3.15
無垢材(ホワイトウッド)ガラスタイプ引戸の
仕上げの様子です。
手でつなぎ目を触り、框と上桟(画像)
框と下桟 横桟etc...
段差のあるところを鉋で真っ直ぐなめらかに
仕上げます。



” 目ちがいを払う ” と言います。


                   2002. 3.12
少し前の画像になりますが、京都のお寺へ
納める " かとうまど " の注文を頂いたときの
作業の様子です。

たしか材質は桧だったような・・・?

塗りが一番きれいに仕上がるのはヒバや桧。
後で狂いの少ない(痩せない)木が適して
いるようです。


                    2002. 3. 9 

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